静電気のおはなし
正体見たり静電気!ほんとはスゴイ!こんなにスゴイ!


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摩擦帯電の別の要素として、摩擦により発生する熱による帯電があります。非対称摩擦が起こすイオン移動による帯電がその例です。2つの棒状の物質を交差させ、片方を固定して置き、他方のみを動かします。他方のみを動かして固定した方の1点のみを摩擦することを非対称摩擦といいます。
動かした方は全体(広い面積)が摩擦され、固定していた方は交差していた部分(狭い面積)だけが温度上昇し、物質のイオンが移動しやすくなり、移動します。摩擦面積が広い方(動かした方)は温度の上がり方が少なく、物質のイオンは移動しにくい状態のままです。移動した物質のプラスイオンを受けた方がプラスに帯電し、渡した方がマイナスに帯電します。または移動した物質のマイナスイオンを受けた方がマイナスに帯電し、渡した方がプラスに帯電します。
非対称摩擦の別の例としてポリエチレン同士の摩擦帯電があります。2本のポリエチレンの棒を交差させて、片方を固定し、他方のみを動かします。このとき、固定したポリエチレンの棒の1点のみ摩擦します。摩擦面積の小さい方はプラスに帯電し、大きい方はマイナスに帯電します。この現象も氷の棒の場合と同様に考えることができます。2本のポリエチレンの棒をこすって非対称摩擦をすると、両者は互いに同じ仕事量を与え合います。このとき、摩擦面積の大きい方(動かした方)は広い面積に仕事量が分配されるため、摩擦による温度上昇は少なくなりますが、摩擦面積の小さい方(固定した方)は摩擦による温度上昇が大きくなります。その結果、低温側のポリエチレンの棒はマイナスに、高温側のポリエチレンの棒はプラスに帯電します。
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2015年7月20日|
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