静電気のイタズラ:握手すると、パチっ
二人の人が握手をする瞬間に静電気が放電して感電することがあります。
たとえば、
(1)片方の人だけが帯電している場合
(2)両者間に同極性でも電位差がある場合
(3)片方がプラス帯電で、もう片方が
マイナス帯電の場合
などです。
感電するかどうかは相手次第なので、防衛策としては手袋を着用することです。相手に迷惑をかけないようにするためには、化学繊維の下着を着ていないなど、帯電しない工夫をするか、事前に周囲の金属部に触れて放電しておくことです。もっと積極的な環境改善策として
「空間除電器」を導入して、常時、空間中の静電気を中和するという方法もあります。こうすれば、すべての人が帯電していないので、握手による感電は起こらないわけです。
ガソリンスタンドでの感電
最近はセルフスタンドが増えたことから、静電気による火災事故が増えています。静電気が帯電した人がガソリンタンクのキャップを開けるとき、手先が金属部に近づくと放電が発生します。ちょうどそのときガソリンの気化したガスが噴出してくると、ガスに着火して爆発します。
自販機にコインを入れるとき
人体が帯電していると、自販機に触れた瞬間に放電し、感電することがあります。感電防止対策は、事前に自販機または周囲の金属部に手のひらで触って静電気を逃がすこと。指先は敏感なため感電しやすいので、面積が大きく鈍感な部位で触る事がポイントです。
ホテルのドアに触れるとき
人体が帯電していると、ドアに触れる瞬間に放電します。対策としてはドアノブに触る前に壁に手のひらで触り、体の静電気を逃がしてやります。もっと積極的な環境改善策として
「空間除電器」で周囲にイオンを放射しておけば、人体の静電気は空気中に漏電するのでこの問題もなくなります。
車の乗降
静電気を帯電した人が車に近づき、ドアに触れる瞬間に放電して感電します。対策は最初に敏感な手指で触れずに、鈍感な手のひらで触ること。日頃から合成繊維の衣服を避けて静電気の発生を抑えること。導電靴を履いて静電気を床や地面に逃がして人体に帯電しないように心がけること、などです。
車から降りるときも、金属部に触れると人体に帯電した静電気が放電して感電します。対策として、合成繊維の衣服を着ないこと、車を購入する際。シートの素材が化学繊維でなく天然素材のものを選ぶようにすること、などが好ましい方法です。この場合も、究極的には自動車用の
「空間除電器」を導入することです。室内が常時除電されているので、人体の帯電もなく感電もなくなります。